今、一番気になるカメラはSIGMAのDP1 Merrillだ。
シグマ社はニコンやキャノンのように一般的には有名ではないが、カメラに関わる人たちには知られている。ある意味マニアックな存在だ。レンズメーカーとして有名だが、2002年に初代一眼レフカメラSD9を世に送り出した。
単板式としては世界初、唯一のフルカラーセンサー「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」がこのカメラに搭載されたのだ。詳しくはSIGMAのHPを読んでもらった方がいいのだが、一般的なカメラのセンサーはモノクロセンサーにカラーフィルターを配した映像素子で、R(赤)25%、G(緑)50%、B(青)25%という割合でしか取り込まないため不足した色情報は色補間間処理するというシステムらしい。
しかしシグマ社の「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」はR(赤)100%、G(緑)100%、B(青)100%情報をダイレクトに取り込むため色補間処理が必要なく自然な描写力になるという。
そして2012年3月に4600万画素のFoveon X3ダイレクトイメージセンサーを搭載した一眼レフカメラSD1 Merrillが発売され、さらにそれと同じセンサーを搭載したコンパクトデジカメのDP2 MerrillとDP1 Merrillが発売された。コンパクトカメラとしては驚異的だ。
ぜひ、SIGMAのホームページのサンプル画像を見て欲しい。
http://www.sigma-photo.co.jp/index.html
posted by coneri at 16:06|
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